指導詳細 Part 2
塾の授業形態
当塾では、マンツーマン指導(完全1対1)、または、
少人数グループ指導(1クラス2~3人の一斉指導)
のどちらかの形態で授業を行います。
■ 塾の少人数指導の分類
塾の一般的な少人数指導は、大きく分けて3種類の形態に分類できます。
以下、3種類の少人数指導のそれぞれの特徴を説明しながら、当塾が
『マンツーマン指導』と『少人数グループ指導』の形態で授業を行う
理由を説明します。
※ なお、以下のそれぞれの説明は、代表的な特徴にすぎません。
① マンツーマン指導
教師1人に生徒1人の完全1対1のマンツーマンで指導する。
※ 「完全1対1の個別指導」と呼ばれることもある。
② 個 別 指 導
教師が1人~複数の生徒に、一人一人に別々に対応して指導する。
一斉指導ではないので、学習内容やレベルを揃える必要はない。
※ 個別指導は、「完全1対1の場合」と「1人~複数の生徒に個別対応する場合」があります。ここでは、「完全1対1の場合」は、①の『マンツーマン指導』に分類させていただきますので、「1人~複数の生徒に個別対応する場合」のみを『個別指導』と呼ばせていただきます。
③ 少人数グループ指導
1クラス数人までの少人数の生徒に対して、一斉指導の形態で指導する。
一斉指導なので、学習内容やレベルをある程度揃えるほうがよい。
当塾の授業形態は、『マンツーマン指導』
および『少人数グループ指導』です。
『完全1対1』以外の『個別指導』は
行っておりません。
■ マンツーマン指導に
こだわる理由
1人~複数の生徒を別々に指導する『個別指導』と、完全1対1で指導する『マンツーマン指導』を比較しながら、マンツーマン指導にこだわる理由を説明します。
比較1:実質的な指導時間の違い
個別指導は、生徒一人一人に個別対応して指導しますが、生徒が1人しかいないときは別として、複数人いる場合には、教師は1人の生徒に付きっきりで指導することができません。
たとえば、「教師1人に生徒2人」の場合には、たとえ授業時間が60分あったとしても、教師が1人の生徒に費やせる、実質的な指導時間は、たったの30分です。
一方、60分のマンツーマン指導の場合には、教師は60分間1人の生徒に付きっきりで指導するので、実質的な指導時間は、60分そのままです。
それでは、もし「教師1人に生徒2人」の個別指導であったとしても、授業時間を倍の120分にすれば、マンツーマン指導60分と同等になるのかと言えば、それは明らかに違います。
なぜなら、『個別指導』と『マンツーマン指導』とでは、授業の質に大きな開きがあるからです。
比較2:授業の質の違い
個別指導は、教師が生徒間を行ったり来たりしながら指導することが多いため、各生徒への指導が細切れになり、一人一人に対して落ち着いて対応することができません。
また、手のかかる生徒がいる場合には、ほかの生徒への対応が手薄になることもあり、指導の質に問題が生じやすくなります。
一方、マンツーマン指導の場合には、教師は1人の生徒に常に100%集中して指導が行えるので、質の高い授業を安定して提供していくことができます。
■ 少人数グループ指導を
提供している理由
当塾では、「目的、学習内容、レベルなどがほぼ同じである」という条件が揃った場合にのみ、生徒2~3人で一斉に授業を行う、『少人数グループ指導』のクラスを開講しています。
少人数グループ指導を行っている理由は2つあります。
理由1:仲間と一緒に
学びたい人のために
人によっては、教師と1対1で学習するよりも、仲間と切磋琢磨しながら学びたい人もいるでしょう。
また、マンツーマン指導よりも安価で学習できるメリットもあります。
そこで当塾では、少人数グループ指導のクラスも設けておりますが、できるだけ一人一人に行き届いた指導を行うために、クラス人数を3人までに絞っています。
理由2:授業の質を
落とさないために
個別指導は、各生徒に次々と個別に対応していく授業形態のため、指導が途切れ途切れになり、まとまりのある指導を提供しづらい傾向があります。
そこで同じ「少人数指導」であっても、「一斉指導」の形態で授業をすることによって、まとまりのある指導を行い、できるだけ授業の質を落とさないようにしています。
■ 「完全1対1」以外の個別指導を行わない、もう一つの理由
当塾が、授業形態を『マンツーマン指導』と『少人数グループ指導』に限定しているもう一つの大きな理由は、語学学習の本質に沿った授業を行うためです。
音を通して英語を学ぶために
“英語は言葉” であるがゆえに、音を通して英語を学ぶことは、成果を上げるための基本事項です。
しかし、個別指導の場合は、教師が生徒間を行ったり来たりしている関係上、各生徒が一人で黙って問題を解く時間が長くなり、英語を声に出すなど、音を通して英語を学ぶ時間を確保しづらい傾向があります。
そこで当塾では、常時、生徒が教師と一緒に英語を声に出し、音を通して英語を学ぶことができるように、完全1対1の『マンツーマン指導』か、生徒2~3人一斉の『少人数グループ指導』の形態にしているのです。