指導方針 Part 3
個性と成長に合わせて
生徒一人一人の特徴に合わせて、個別にカリキュラムを作成して
妥協なく指導を行っています。
■ 一人一人を大切に、
確実に成果を上げる
英語を学ぶ目的や実力はもとより、将来に対する思い、性格、生活環境などは一人一人異なるため、決められたコースやパターンに沿って全員が一律に学習する方法では、本人の希望に合う学習を行うことができません。
そこで当塾では、学習内容、使用教材、学習形態、授業形態、授業内容、自宅学習方法などの英語学習のすべてを、生徒一人一人の個性や状況に合わせて一つ一つオーダーメイドをして指導をすることによって、誰もが自分に最も合う方法で学習できるようにしています。
ただ、効果的な英語学習の基本から外れた方法で学習しても効果は上がらないため、基本を大切にしたうえで、その基本を一人一人の目的や個性に合う方法にアレンジしていきます。
■ 一人一人に合わせた
学習アレンジ
まずは、学習内容を決め、教材を選びますが、日常会話を習う方、受験生の方、資格試験をめざす方などのさまざまな目的の方がいますので、その目的に合わせて、慎重に学習内容や教材を決定します。
また、たとえ同じ教材を使い、同じ内容の学習に取り組む場合であっても、効果的な授業方法や自宅学習方法などの詳細は人によって異なりますので、一人一人に対して一から個別にカリキュラムを作成して指導をしています。
個々のカリキュラムや指導の詳細は複雑かつ多岐に渡ることから、ホームページ上で説明することが難しいため、ここでは割愛させていただきますが、少しでも様子を理解していただけるように、自宅学習指導の指導例の一部をご紹介したいと思います。
■ 「自宅学習」の指導例
当塾は、自宅学習をとても大切に考え、力を入れて指導をしています。
そこで、「英語を身につける自宅学習:音読練習や筆記練習などを通して、習った英語を定着させる自宅学習」を指導する際の指導例を、4例取り上げてご紹介したいと思います。
1 | 自宅で練習した筆記用紙を毎日メールやファクスで塾まで送ってもらうとともに、音読練習をICレコーダーに録音してもらい、次回の授業の時に提出してもらう。 |
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2 | 日時を決めて電話やスカイプで教師と一緒に音読練習や応用練習をするとともに、筆記練習をしたノートを次回の授業の時に提出してもらう。 |
3 | 事前に作成した計画表に基づいて自分で練習してもらい、実行状況を毎日メールやファクスで提出してもらう。 |
4 | 自分のペースで練習してもらう。 |
ここでは4例を取り上げましたが、これらの例は一部であり、実際には生徒の数だけ方法があります。
また、上記の「英語を身につける自宅学習」以外の自宅学習もありますし、教室での授業の進め方についても、詳細は生徒によって異なります。
当塾では、それらのあらゆる点について、各生徒の学習目標、その時の学習状況、性格などに合わせながら指導を組み立てていき、各々に最も適した英語学習ができるように工夫をしています。
■ 受験制度のゆがみ
受験に英語は付き物ですが、受験だけで終わってしまう英語では、もったいない気がします。
せっかく学ぶからには、受験も実用もすべてを手に入れることができたら、一番理想的なのでは
ないでしょうか。
しかし、実際には、そのすべてを手に入れることはなかなか難しいことのようです。
それは、今の日本の受験制度にその一因があるのでしょう。
- 英語教室で英語を習う。⇒
- 受験や進学が心配になり、受験英語に切り替える。⇒
- 受験英語から解放されてふと気づくと、英語をまったく使えないことに気づく。⇒
- 実践力をつけるために、英会話スクールなどに通い出す。
このような学習パターンが大勢を占めています。
受験制度が偏った形の英語学習を引き起こし、小学校やそれ以前からの英語学習と、中学校や高校での英語学習との間に一貫性がありません。
したがって、小学校→中学校→高校→…と、非常に長い間英語学習に取り組んでいるにもかかわらず、バランスのとれた英語力を蓄積させていくことが非常に難しくなっています。
これは非常にもったいないことだと思います。
本来は、小学校→中学校→高校→…と、計画的に一貫した英語学習を継続させて、幅広くなおかつブレない英語力を少しずつ身につけていくべきなのです。
当塾は、それを実現させるために作られた塾です。
■ 学び方を工夫して、
一貫した英語学習を
当塾では、受験に対応しつつも、土台のしっかりした、幅広くブレない真の英語力を身につけてもらえるように、一貫してブレない英語学習を行っていきます。
大枠は以下の通りです。
1 | 発達段階に沿った英語学習を行いながらも、常に長期的な視点を忘れずに計画的に学習する。 |
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2 | 英語学習方法を習得しながら、発音から読解、その他、幅広く丁寧な英語学習を、小学校→中学校→高校→…と、一貫して長く継続させる。 |
3 | 英語嫌いにならずに意欲的に取り組めるように、一人一人の個性と目標に合わせて学習方法を工夫する。 |
■ 多様な学び方ができる英語学習
そもそも英語は言葉であるために、学校や受験に必要な教科以外にも、実用、資格、ビジネス英語などと扱う分野が非常に広いので、学び方も多種多様になります。
このような多様性ゆえに、小学校、中学校、高校…と長く英語学習に取り組んでいると、その途中途中で、その時々の学び方や学習目標に変化が生まれる場合が多いのです。
たとえば、将来を考えて、早い時期から英語を学んでいたお子様がいたとします。小さい頃は比較的自由に学べていたとしても、年齢が上がるにつれて、学校の勉強や受験勉強に力を入れなければならない時期がやってくるかもしれません。また、資格試験に挑戦したい時や、英会話など、学校や受験からは距離を置いて英語を学びたい時期もあるかもしれません。
このように、英語は多種多様な学び方ができるために、時々目標を変えながら学習を続ける場合も案外多いのではないでしょうか。
■ 既成の学び方の中に自分を
押し込めなければならない窮屈さ
しかし、このような多種多様なニーズのある英語学習のすべての分野に、柔軟にきめ細かく対応してくれる教室は数少なく、受験英語が中心の教室、会話が中心の教室などと、学べる分野が限定されている所が多いと思います。
それゆえ、先の例のように、長く英語学習に取り組む中で、受験、資格、会話…と、学ぶ目的や学習状況に変化が生じた場合には、その都度、その時の自分の目的や学習状況に合う塾や教室を選び直さなければならない状況が生まれます。
こうした状況(塾や教室を転々と渡り歩かなければならない状況)が、途切れ途切れで一貫性のない英語学習をますます助長させていくのです。
もちろん、なかには、英語を幅広く学べる教室もありますが、実用、資格、受験…などの目的別やレベル別にクラス分けをしている所が多いと思います。
したがって、このような教室で学習する場合には、『限られた既存のコースやクラスの中』から、その時の自分に最も合うコースやクラスを選び出し、そこに『自分自身を合わせ、はめ込む形』で学習することになるため、自分の個性・思い・変化にぴったり合った英語学習がいつもできるとは限りません。
■ 一人一人の個性・思い・変化に
ぴったり合わせた英語学習を
そこで当塾では、生徒の目標や学習状況の変化にも柔軟に対応し、その時々の状況にぴったり合った英語学習を行っていただけるように、下記の3つの指導体制を軸にしています。
1 | 受験から会話までの英語全般を幅広く学べる体制にする。 |
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2 | あらかじめ決められた既成のコースやクラスを設けない。 |
3 | 1対1の学習を中心にする。 |
これらの指導体制に、前述した『幅広く丁寧な英語学習を長く一貫して継続させる』『各生徒の思いや個性を大切にして、一人一人に合った学習ができるように学習方法を工夫する』という当塾の学習方針を組み合わせていきます。
こうすることで、その時々の生徒一人一人の状況や変化に対応しながら、幅広くブレない力が身につく英語学習を長く継続していただくことができるのです。
■ 当塾の本当の思い
生徒が塾の都合に合わせるのではなく、
塾が一人一人の生徒に、その都度その都度、徹底的に合わせていく。
これが当塾の英語指導の基本方針です。
なぜなら、受験、資格、実用などのそれぞれの人の目標が、「ただ達成できさえすればそれでよい。」とはまったく考えていないからです。
- 目標の達成とともに、英語を通して、自分をのびのびと表現し、その人だけが持つ才能を開花させていってほしい。
- 目に見える結果だけでなく、心からの満足感と自信を得て、当塾を巣立っていってほしい。
- 英語力を得るだけでなく、良い人生を切り開いていってほしい。
これらを実現していただくために、『生徒一人一人の人格を徹底して尊重した英語学習』を大切にしています。